チェコの名車 レトロ過ぎない塩梅に
フォルクスワーゲン・グループ傘下でチェコの自動車メーカーであるスコダは、1980年代後半から1990年代半ばにかけて生産していた小型ハッチバック『ファヴォリット(Favorit)』の現代的なEVコンセプトを公開した。
【画像】どこか懐かしい5ドア・ハッチバック【スコダ・ファヴォリットのEVコンセプトとオリジナルを詳しく見る】 全21枚
ベルトーネが手掛けたオリジナルモデルのデザインと、スコダの新しいデザイン言語「モダン・ソリッド」を融合させ、デザインスタディとして再構築した。量産化の計画はまだ確認されていない。
デザイナーのリュドミル・スラヴォフ氏によると、新型ルノー5のような露骨なレトロな要素を取り入れることなく、1987年の発売当時の雰囲気を保ちながら、120時間以上を費やして構想したという。
スラヴォフ氏は、「SUVが人気を集めている現代に合わせて、オリジナルのアイデアをアップデートしたかったのです。ボディ構造を高くすることで、バッテリーを床に配置しやすくなりました」と述べている。
現在のスコダ車の最も特徴的なデザイン要素である「テックデッキ」と呼ばれるグロスブラックのフロントフェイスは、あえて導入しなかった。代わりに、従来のファヴォリットの「ミニマルな」特徴を「進化させ、高める」ことにしたという。
「非常に難しい作業でした。わたしは多くのバージョンをスケッチし、グリルとヘッドライトの理想的な形状を探し、さまざまな視点から検討して、同僚たちに何度も相談しました」とスラヴォフ氏は語る。
LEDランニングライトとフロントおよびリアライトの形状は、オリジナルのファヴォリットから受け継いだ要素だ。フロントとリアに配された「SKODA」のロゴはイルミネーション付きだ。
インテリアの詳細な画像はないが、シートのヘッドレストはオリジナルのファヴォリットの穴あきタイプを、ブラウンのレザー張りは1980年代後半のトレンドを彷彿とさせる。
乗用車バージョンに加え、1990年代初頭に世界ラリー選手権(WRC)のF2クラスで成功を収めたラリーバージョンも製作された。低くワイドなスタンスと、無塗装のプラスチック製バンパーを採用し、WRCファヴォリット136 L/Aをモチーフにしたホワイト、グリーン、レッドのカラーリングが施されている。
スコダは近年、旧モデルのリデザインシリーズを断続的に発表しており、今回のファヴォリットはその最新作となる。2021年には、バンの1203、Voiturette A、Felica Cabriolet、130RS、Popular Monte Carloの現代版が披露されている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
神奈川県警ブチギレ!?「暴走族に告ぐ!」緊急警告に反響多数「全国でお願い」「免許剥奪して」の声も! 深夜の騒音に“蛇行運転”…公式SNSの「取り締まり強化宣言」が話題に
違法トラック「47トンオーバー」「是正指導19回」悪徳業者の「法律ガン無視運搬」が多発!? 国やNEXCOは「警察に告発します」警戒を強化中 橋や舗装に危機…法律改正で「厳格化」も
トラック業界が技術と根性をあわせもつ「自衛官」に熱視線! ドライバー獲得を狙い「大型トラック体験&説明会」が開催
超危険な「茨城ダッシュ」を徹底取り締まり! 怒りの「許しません!」厳しい指導警告も!? 「あおり運転」「妨害運転」の“悪質ドライバー”追放へ 情報提供を呼びかけ 茨城
「山間部」の運転は注意! 実は「あなたの運転」間違いかも!? 実際「安全な運転」はどうすればいいのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?