サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > MT車は将来“絶滅”ではなく機械式時計のように“高級化”する。今しか買えないお手頃なMT車は?

ここから本文です

MT車は将来“絶滅”ではなく機械式時計のように“高級化”する。今しか買えないお手頃なMT車は?

経済的・実用的な視点から趣味的な視点へと変化

かつてMTを多くラインナップしていた輸入車まで視野を広げても、BMW「3シリーズ」のMTは既になく、ルノー「トゥインゴ」に加え、アバルトの「595」も生産終了で在庫限りの販売となった今、BMW Mやポルシェなど“ほぼスーパーカー”という銘柄でしかMTは生き残っていない状況だ。

>>MT車が設定される国産現行モデルをギャラリーで見る

では、MTに将来性はないのかといえば、実はそうとも言い切れない。トヨタは本来トランスミッションが必要ないEVでもMT的なシフトチェンジの楽しさをいかしたモデルを開発しているようだし、先に紹介した現行モデルで手に入るMT車の中にはATよりもMTの値段を高く設定しているモデルもあり、“MTに一定の需要がある”ことは多くのメーカーが認識している。

ただ、従来は安価だったり燃費に優れていたりといった、言わば実用的・経済的な側面からMTが選ばれていたのに対し、今は「クラッチを踏んでシフトノブを動かして」という操作感を楽しむ趣味性に、MTを求める意味合いが変わってきているのだ。

アメリカではプレミアムな車種でMTが見直されている

こうした変化は世界的な動向としても表れており、従来MT車のメッカだった欧州では実用ハッチバックにまでAT化の波が押し寄せており、今や多くの国でMTは少数派になりつつある。

一方で、早くからATが支配的になっていた米国市場では、フォード「マスタング」やGMの「キャデラック」などの尖ったスポーツモデルに加え、ジープ「ラングラー」といったオフロードモデルでもMTの売れ行きは好調のようで、相対的に高価で趣味性の高い車種ほどMTを選ぶオーナーが多くなっている。

(次のページに続く)

|あわせて読みたい|
>>間口の広い「GRカローラ」か硬派な「シビックタイプR」か…共通点と相違点
>>【マニュアルに乗ろうぜ】スポーツカーじゃない“いたって普通なMT車”6選
>>本当はどれがいいの? 「ジムニー」の選び方と5ドア「ノマド」の意外な弱点

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

499 . 5万円 1500 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

138 . 0万円 1450 . 0万円

中古車を検索
トヨタ スープラの買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン

OSZAR »